未知なるジューイッシュエリア散策
2008年 11月 25日
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今日は歩きながらジューイッシュの街を探検してきました。こっちに来てから「ジューイッシュ」の生活に興味が…。独特のスタイルに、独特の食べ物、生活スタイル、ちょっと未知なる世界です。 黒のハットに黒のコート、ちょろんとカールしたもみあげが男性のスタイル。みんな同じ格好です。宗派もあると思うのですが、帽子に違いがあったりするようです。3時頃ですが、この時間帯は女性がベビーカーを押している様子があちこちに。だいたいが2人用のものを使用してました。 女性の服装は上品なコートに黒のベレー帽、髪型は肩につかないくらいのおかっぱヘア(今はボブって言うのかな)共通のスタイルです。そして、うわさのうわさですが、同じ髪型…じつはカツラだそう(!!!)でもカツラだったら、カツラ専門店があってもいいはず。どうも、昔の習慣だそうで、女性は髪を剃っていたらしいです。なので、カツラをしたり、バンダナというかスカーフを頭に巻いたりしてたそう。今はそういう習慣は少なくなって変わったらしいです。 ブルックリンの Bedford Avenue および、Lee Avenue、ウィリアムズバーグエリアに大きなコミュニティがあって、同じブルックリンでもこのエリアは、イースタンヨーロッパな雰囲気です。 では、ベーカリーに入ってみましょう。「KOSHER」という名はユダヤ教のおきてに従った適法の食品を意味します。なんでも清めてあるとか、ピュアだとか…そんな感じです(あんまり詳しくないのですが…勉強しておきます)なので、ジューイッシュが使う塩は「コーシャーソルト」チーズは「コーシャーチーズ」とか呼ぶようです。かなり厳しい食習慣だそうです。 ただ、のぞいてみただけなので試食はしなかったけど、ルグラック(小さなクロワッサン)は大きめの日本でいうミニクロワッサン風。 こちらはスーパーマーケット。 教育熱心と聞いたことがありますが、スクールバスはよく動いてました。 もうすぐクリスマスですが、ジューイッシュにすれば「ハヌカ」というお祭りがクリスマスのかわりだと聞いたことがあります。12月の中頃?だったかな? ペーストリー。 このエリアの商業は全てジューイッシュで構成されています。店員さんも同じ髪型でお客さんも同じ髪型(同人種といいたいわけです)どう表現したらいいのかな、言い換えると、アメリカ人が京都のうずまさ村に行って違う人種の生活感にふれる、そんな感じですかね。宗教や文化が違うだけで、言葉は通じますし、しっかりアメリカ国民です。あと、ちょっと不思議に思ったのが建物。アパートはエリアによって少し違いますが、このエリアは窓の柵が目立ちました。ちょっと見比べてみましょう。 突出型バルコニー。 模様入り。 これは古めの建物。 「このバルコニー、ちょっと変わってる!!!」と興味津々で相棒に語ると「これ、エアコン用だよ」と。はしゃいだ私はおばかでした。 さて、このバルコニーの中でも囲いがされてるのわかりますか?なんか名前があったようですが、忘れました。冬用に防寒なのかなと聞くと、これは10月のある時期だけ囲いをして、その期間が終わると外すそうです。ほんとかどうかはわからないけど、リッチな食事をするのを他人にのぞかれないように囲いをするそう、つまり、囲いをしてある家はリッチなものを食べていると他人に見せびらかす?思いがあるとかないとか…確実ではないですよ、うわさです。 と、歩きみて文化にふれてた訳ですが、ウイリアムズバーグブリッジの近くに到着。この橋を経てジューイッシュはマンハッタンはローワーイーストにも移住するようになったそうです。なのでローワーにその手のお店もあったりするよう(クーニッシュというイモのふかした食べ物など) 橋は歩いて渡れます。マンハッタンの夜景が美しく見えますよ。そして、橋をわたらず、まっすぐ道なりに進むと、ここは Bedford Avenue、いまやブルックリンの人気エリアです。カフェやらオシャレな雑貨屋など立ち並びます、しかも個性的。 また、このエリアを探検してみようと思います、次回はベーカリーで試食に挑戦しよう!
今日は歩きながらジューイッシュの街を探検してきました。こっちに来てから「ジューイッシュ」の生活に興味が…。独特のスタイルに、独特の食べ物、生活スタイル、ちょっと未知なる世界です。
by mimicafe2007
| 2008-11-25 12:32
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